新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
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「新型コロナウイルス支援情報まとめ」の事業者向けフローチャートを改善しました

こんにちは、マネーフォワード公式です。2020年7月28日、「新型コロナウイルス支援情報まとめ」の事業者向けフローチャートの改善を行いました。今回は改善内容やその背景について、noteにまとめてお伝えしていきます。

■「新型コロナウイルス支援情報まとめ」とは
新型コロナウイルスに関連した経済対策として、各府省や地方公共団体等により整備された様々な補助金・助成金等の支援制度に関して、網羅的に情報を探したり、対象かどうかを確認するためのサポートをすべく、対象となる補助金・助成金関係の情報を検索できるサイト開発し、2020年3月31日に公開いたしました。

事業者の皆さまに寄り添うフローチャートへ

新しいフローチャートの一部となります。全体をご覧になりたい方はこちら

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雇用調整助成金などの休業補償、現金給付について対象や保証内容をわかりやすく整理いたしました。各「申請先」をクリックすると、対象ページへ遷移することもできます。

前バージョンから掲載する支援情報は増えていますが、全ての条件を細かく記載するのではなく、なるべく簡素な設計にし分かりやすいようにリニューアルしております。

厳しい状況が続く中で見えてきた、新しい課題

3月下旬、東京都を中心に各自治体において外出自粛要請が宣言され、徐々に経済に影響が出始めたころ、この影響により苦境に悩む個人・法人の皆様をどうにかサポートできないかと考え、形となったのがこの「支援情報まとめ」でした。

その後、4月に発令された緊急事態宣言は5月末をもって解除となりましたが、経済は依然厳しい状況が続いています。断続的な休業要請や感染対応の難しさから休業・営業短縮を余儀なくされる事業者の方々は数多く、新型コロナウイルスの影響を受け倒産した件数は、2020年8月11日時点で400件を超えたという報道もありました。

一部自治体は営業短縮要請に対し協力金を出していますが、これだけでは従業員への給料や家賃などをカバーできないというケースも多くみられます。そこで、雇用調整助成金や持続化給付金、家賃支援給付金などの制度を併せて活用いただくことが非常に大切になりますが、なかなか必要な方に情報を届けきることができていない状況が続いています。

* * *

マネーフォワードとしてさらに何ができるのか模索していたところ、5月末に自由民主党の小林史明 衆議院議員、主治医のような社会保険労務士法人代表 岡本洋人氏、社会保険労務士法人クラシコ代表 柴垣和也氏と、支援情報まとめの方向性について議論させていただく機会をいただき、たくさんのアドバイスを頂戴しました。

議論の中で、全国46,000の部員がいる商工会には日々苦悩の声が集まっていることを伺いました。

・感染対策のためには休業したいが、休業したら潰れたと思われるので苦しいが続けている
・この状況がいつまで続くかわからない経営の先行き不安
・経営者自身も不安だがそこに従業員も加わり、なんとかお金を工面して雇用を維持している
・多くの業界で経営が苦しい事業者が多数、特に飲食・観光・宿泊が本当に厳しい状況

安心して休業を進めていただくための雇用調整助成金制度ですが、先に休業手当を支払い入金を数ヶ月待たなければならない制度のため、休業手当の支給がすでに難しい事業者は積極的に利用することができない状況です。

そのようなケースに対応するために、国が従業員に直接給付する「直接新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」が7月に新設され、支援自体は充実してきています。しかしそれでも利用がなかなか広がらない現状があります。

背景として、支援制度があることは知っていても「今日明日どうするか……」という追い詰められた状況の中で、「どの制度が利用できる/できない」の判断をするような余力がなかなか無く、選択肢に入らない、といった状況が想定されます。さらに各助成金・補助金は申請作業も複雑なため、途中で申請を諦めてしまうことも……。

様々な周囲の声を聞く中で「自社はどれも使えないのでは……」という先入観を持ってしまい、情報を伝えようにも届かない状態の方もいらっしゃるのではと考えられます。

本来であれば、そういった方々の申請サポートを社労士の先生方が担っているのですが、制度の紹介や申請可否判断でかなり手一杯になっており、申請そのものの支援に影響が出てしまっているため、情報が届かない事業者の皆さまには別の形のサポートが必要なのでは……という方向性が見えてきました。

まず「使える支援がない」という誤解を解く

当初リニューアルに際して、適用条件について細かく説明するフローチャートにすることも検討していました。しかし、厳密に「使えるか/使えないか」の判断をしてもらう前に、広い方を対象とした支援制度があるということをまず知っていただき、心の壁を取り払うことが重要ではないか……特に、本当は従業員に休業手当を出したいのに出せない事業者に、払う手段があることをいち早く知ってもらいたい、という議論に至りました。

そのような視点で情報を整理した結果、多くの支援内容を完璧に細かく網羅することではなく、まずは大枠を知ってもらうことを優先したフローチャートを目指すことにしました。

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(メンバーがGoogleスライドで描いた素案)

そこから、フローチャートの素案を作っては議論をする……ということを繰り返し、ブラッシュアップを続けてきました。社内でもデザイナー、社労士資格保有者などを交え協議を行い、細かく改善を積み重ね、2020年7月28日ついに改良版フローチャートをリリースすることができました。

先の見えない不安と戦うあなたを支えたい

多くの事業者にとってまだしばらく不透明な状況が続きそうで、「いつになったらこの状況が終わるのか……」と不安でいっぱいだと思いますが、今後も様々な環境変化に対し臨機応変に対応していかなければなりません。

お一人お一人の努力の積み重ねが、着実に社会を良い方向に導くと私たちは信じています。

マネーフォワードとしてできることは多くありませんが、不安をかき分けて前に進もうとする事業者の皆様を引き続きサポートしていきたいです。

周囲の方で支援情報が行き届いておらずお困りの方がいらっしゃいましたら、下記のURLをご案内いただけますと大変幸いでございます。


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